設計事例

総合福祉施設あかつき特別養護老人ホーム

地域に開かれた福祉施設

深谷市東方の下郷遺跡地内にあたる歴史的価値の高い、周辺には畑が広がるのどかな土地に、既存の施設からの移転建て替えとして計画されました。
外観は、施設名の「あかつき」の名を冠する「暁色(ぎょうしょく)」をコンセプトとし、深谷らしさを表現するため、歴史的に深い関わりのあるレンガとコンクリートを組み合わせてデザインしました。
施設としては、特別養護老人ホーム・ショートステイ・デイサービス・地域交流スペースで構成されています。特別養護老人ホームは、ユニット型80名と従来型40名の組み合わせで、特に従来型の居室は、建具や間仕切家具にてプライバシーが十分確保できる空間としました。また、内装デザインについてはユニットごとにテーマを選定し、それぞれに合わせた和柄の内装材をアクセントとして採用しています。
1階の地域交流スペースには、学習スペース、子供食堂、薪ストーブのある談話スペースが併設されており、隣接しているデイサービス利用者との交流が図れるとともに、地域に開かれた施設が実現できる建物になりました。
施工データ
建 築 主
社会福祉法人 邑元会
所 在 地
埼玉県深谷市
工 事 種 別
新築
敷 地 面 積
8,641.58㎡
延 床 面 積
5,309.98㎡
構 造 規 模
鉄筋コンクリート造、地上2階
定   員
特別養護老人ホーム120名
竣   工
2025.02
施   工
建築/古郡建設 電気/躍進電気 機械/針谷工事

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