事業案内
1969年、新環境設計は福祉施設を専門とする設計事務所として創業しました。それから半世紀が経ち、時代が大きく変わっても福祉は社会に必要不可欠なものであり、その役目が終わることはありません。そんな中、いま令和の時代は、高齢者、障がい者、児童などの垣根を超え、支える側と支えられる側という立場の違いすらもなくした「地域共生社会」へと舵が切られ始めています。これまでの経済性とは別の豊かさを持つ新しい街づくり、環境づくりが進んでいくでしょう。そのとき福祉施設は、単なる建物ではなく人と人をつないでいくような場所でありたい。わたしたち新環境設計は、建物の完成を新たな暮らしの始まりと捉え、みなさまの毎日に寄り添いつづける設計事務所を目指します。
人をつなぐ施設。
新環境設計の
3つの特徴
医療や福祉は時代によって求められるものが異なります。これまでの数十年を支えてきた施設とこれからの数十年を担う施設が同じで良いわけではありません。新環境設計は医療福祉分野の専門家としてすべての方にとって心地のよい本質的な環境づくりを手掛けています。
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1.
明確な
施設コンセプト -
- 安全性の追求
- すべての障害物を取り除いて安全な空間を作れば、そこに障がい者は存在しなくなると考えます。
- 快適性の追求
- すべての人が快適に過ごせるために細かな配慮を施し、直感的にわかりやすい空間を作ります。
- 使いやすさの追求
- 利用者とスタッフはもちろん、ご家族や地域の方など、さまざまな視点から使いやすさを実現します。
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2.
さまざまな
視点から
考え抜いた設計 -
- 利用者視点
- 施設は利用される方々の大切な居場所になるため、24時間365日、変わることのない安らぎと居心地のよさを利用者の視点で設計します。
- スタッフ視点
- 施設は人が人を支える空間です。スタッフというソフトが主で、建物というハードは従。気持ちよく働けるような環境をスタッフの視点で設計します。
- 経営者視点
- 事業の収益性、施設のランニングコストやメンテナンスまで運営に不可欠な経済性について、経営者の視点で長期的に考えます。
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3.
専門性を活かした
取り組み -
- 修繕/建替
- 利用者の生活を担保しながら進める改修工事は難易度の高いものですが、運営者・設計者・施工者による綿密な計画と工程管理で、信頼性の高い業務を遂行します。
- コラボレーション
- より良い提案のために、大学の研究室と共同の研究を手がけたり、空間デザイナーと協力してコンセプトづくりを行うなど、総合的な設計力の向上に努めています。
- エコロジー/感染症対策
- あらゆる企業がSDGsに取り組む時代、太陽熱や雨水など自然エネルギーの活用を提案します。感染症対策として換気や加湿に優れたゾーニング、抗菌素材などを採用します。
専門的かつ総合的な知見で事業をサポート。
専門的なノウハウの提供
- 建築計画・設計監理
- 改築改修計画・設計監理
- 耐震診断・耐震設計監理
- 省エネルギー改修計画・設計監理
- 長期修繕計画の策定
- 特殊建築物定期報告
医療福祉の総合コンサルティング
- 「補助金」「公的借入金」などの申請サポート
- 起案から運営プロセスまでの総合コンサル
- 医療法人・社会福祉法人の設立認可コンサル
ご相談からアフターフォローまで
「一緒」につくり・つづける新環境設計
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01
設計依頼・
打ち合わせ設計のご相談をいただいたら初回の打ち合わせに伺います。
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02
現地調査
計画を進めていくには、まずは現地調査から。まわりの環境、方位などからイメージを膨らませていきます。
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03
法令等調査
各種法令や道路の状況、その他を役所にて下調べします。
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04
ラフプラン
作成調査内容を元にラフプランを検討します。
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05
基本プラン
施主との数回の打ち合わせを経て基本プランができあがります。
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06
模型作成
基本プランを元にイメージを立体化させていきます。
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07
協議書作成
基本プランができること、補助金申請のための資金計画や協議書の作成を行います。
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08
協議書提出
09補助内示
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10
社内
打ち合わせ建築・構造・設備の各担当者同士で入念な打ち合わせをし、その後実施設計がスタートします。それぞれに関連があり、情報のキャッチボールをしながら設計を進めます。
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11
実施設計図
作成 -
12
事前協議
実施設計の途中から各種事前協議を進めていきます。
中高層条例景観条例緑化条例雨水抑制など -
13
確認申請
シックハウス対策省エネ法構造計算適合性判定バリアフリー消防法など必要な申請を進めていきます。
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14
起工式
工事中の安全を祈願して起工式を行います。
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15
工事監理
定例会議や分科会、施工図のチェック、各工程での検査等を行い、現場に指示を出します。また仕上げのプレゼンやモックアップ(実物模型)により、詳細を決定します。
配筋検査
モックアップ
での確認仕上プレゼン
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16
竣工検査
竣工前の最終検査。隅々までチェックして引き渡しに備えます。
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17
竣工式
引き渡し後もアフターフォローで長いお付き合いをさせていただきます。