設計事例
星美ホーム児童養護施設
毎日帰る居場所
赤羽台の丘の上にある、オレンジを外観のアクセントにした児童養護施設です。さまざまな理由で家庭での生活が困難になった子供たちを、経験豊かな児童養護施設職員が養育します。
1階はショートステイ、親子生活訓練室、自立訓練室、未就学児のユニットを配置。地域交流スペースでイベントを行います。
2~3階は高校生までの子ども達が男女別のユニットで生活をしています。正面玄関は来客を迎え、子供たちは各々の屋外階段を使って直接ユニットにアクセスします。
1階はショートステイ、親子生活訓練室、自立訓練室、未就学児のユニットを配置。地域交流スペースでイベントを行います。
2~3階は高校生までの子ども達が男女別のユニットで生活をしています。正面玄関は来客を迎え、子供たちは各々の屋外階段を使って直接ユニットにアクセスします。
施工データ
- 建 築 主
- 社会福祉法人 扶助者聖母会
- 所 在 地
- 東京都北区
- 工 事 種 別
- 新築
- 敷 地 面 積
- 63,117.55㎡
- 延 床 面 積
- 2,673.88㎡
- 構 造 規 模
- 鉄筋コンクリート造、地上3階
- 定 員
- 児童養護施設58名、自立訓練室、ショートステイ5名
- 竣 工
- 2021.7
- 施 工
- 建築/今西組 電気/丸電工業 機械/東京ダイヤエアコン
家庭的な雰囲気づくり
-
子供たちが毎日帰る居場所として、家庭的であたたかい内装デザインを軸にしています。
ベースの壁紙は白ではなくアイボリーを使用、床はパーケットフロア―のフローリング、ナチュラルな木目の家具で構成しています。
全体的に色の種類を控え目にしているため、木目やアクセントになる色が映えるような内装としています。 -
エントランスは旧建物の内装の雰囲気を継承し、扉と家具はラワン合板、天然リノリウムの赤い床、グレーの壁紙で構成しています。
飾り棚の壁面はマグネットがつく仕様になっており、季節の飾り物や作品の展示が可能です。
外観のオレンジ色も旧建物から引用したもので、馴染みのある落ち着いた雰囲気づくりを図りました。